長年連れ添った夫から突然の離婚申し出。老後の不安に備え、1700万円の財産分与と年金分割を獲得し協議離婚成立
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[ご注意]
記事は、公開日(2023年1月10日)時点における法令等に基づいています。
公開日以降の法令の改正等により、記事の内容が現状にそぐわなくなっている場合がございます。
法的手続等を行う際は、弁護士に最新の法令等について確認することをおすすめします。
ご相談内容
長年連れ添った夫に突然離婚を切り出された妻からご依頼を受けた事例です。
以前から冷め切っていた夫婦関係だった為、離婚には同意するつもりですが、老後のお金の不安があるりました。
きちんと財産分与や年金分割について調停で取り決めてから別れたいと考えましたが、金銭管理はすべて夫が行っていたため、財産について把握できていない部分があり、当事務所へご相談に来られました。
解決内容
まずは、財産を把握するために、手掛かりとなる財産の資料をできるだけ探してきてもらいました。
そこから推測し、相手方に財産資料の開示を求め、財産分与の請求を行いました。結果、納得のいく財産分与・年金分割が実現でき、老後の見通しも明るくなりました。
弁護士からのコメント
離婚に伴う財産分与については、夫婦どちらの名義であるかにかかわらず、
原則として、結婚後に形成された財産の2分の1の分与を求めることができます。
また、弁護士は、弁護士法に基づく照会請求を行うことにより、種々の調査ができますが、照会によっても開示されない場合もあります。可能な限りご自身で調査をしていただき、手がかりとなる資料があればご持参下さい。