妻が独身男性と不貞行為。慰謝料を請求したい。相手男性からは妻に連絡が来続けている。

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ご相談内容

奥様が独身男性と不貞行為をしており、慰謝料請求をお願いしたいというご主人からのご相談。当事者同士の話し合いでは折り合いがつかず、相手の男性からは奥様に連絡が来続けてしまっている状況でした。

解決内容

相手の男性が引越をしており現住所が不明だったため、住民票を追って現住所を調べるところから始めました。

不貞行為が原因でご主人が精神的に強くダメージを受け、通院されていること、家庭内別居になりつつあること等の現状も強調しつつ、慰謝料を請求する内容証明を送付しました。

先方も弁護士を立てて非常に大きな減額交渉をしてきましたが、こちらはご主人の精神的苦痛が多大である等、相手方が負うべき不法行為責任を強く主張し、満額ではありませんでしたが、ご主人のご納得のいく金額での合意書を交わすことができました。合意書という書面に残るかたちで決着をつけることができたため、ご主人様、奥様ともに気持ちにけじめをつけられて良かったというお言葉を頂戴しました。

弁護士からのコメント

こういった事案では、事を急がれるあまり、他人や専門家を入れずに当事者同士で話し合いがなされてしまうことも少なくありません。

しかしながら、当人同士が顔合わせをした場合、感情が先行し、冷静な判断ができない状態での話し合いとなってしまう可能性もあります。専門家が打合せで細かなところまでご事情の聴取を行い、間に入り交渉を行うことにより、結果をご相談者様の求める方向に近づけていくことができるのではないかと思います。