家庭を顧みず、仕事をするだけ、寡黙でコミュニケーションもない夫。退職後の会話すら皆無な状態。離婚を決意するに至りました。
[ご注意]
記事は、公開日(2023年2月6日)時点における法令等に基づいています。
公開日以降の法令の改正等により、記事の内容が現状にそぐわなくなっている場合がございます。
法的手続等を行う際は、弁護士に最新の法令等について確認することをおすすめします。
ご相談内容
夫は家庭を顧みず、ただただ仕事をするのみで、家庭内でも寡黙でコミュニケーションを取ることもなく、実の子らとさえ交流を持つことがありませんでした。
夫は退職後も、一日中、茶の間に座ってテレビを見て過ごすだけで、妻との会話は皆無の状態である。
妻は、そんな夫の態度に愛想をつかし、離婚を決意するに至りました。
解決内容
夫とはコミュニケーションを満足に取ることができず、婚姻財産の整理もままならない状態でした。
そこで、離婚調停の申立てを行い、裁判所を通じて、婚姻財産の整理を行ってゆきました。
また、具体的なエピソードを添えてモラルハラスメントの主張を丁寧に行ってゆきました。
同時に、婚姻費用の分担調停の申立てを行い、当面の生活費を確保しました。
最終的に、財産分与として3500万円を確保することできました。
弁護士からのコメント
相談者の要望は、長年我慢してきたのだから、多少時間がかかっても確保するものを確保したうえで、離婚したい、というものでした。
そこで、裁判所の力を借りつつ、婚姻費用を受領しつつ、時間をかけて、事実関係の整理、資料の整理を行ってゆきました。
最終的に、相応の財産分与を確保することができ、相談者に満足いただきました。