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ここ10年、妻との関係は冷え切っていて、2年前より家庭内別居状態。妻より離婚調停の申立をされたため相談。

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[ご注意]
記事は、公開日(2023年2月6日)時点における法令等に基づいています。
公開日以降の法令の改正等により、記事の内容が現状にそぐわなくなっている場合がございます。
法的手続等を行う際は、弁護士に最新の法令等について確認することをおすすめします。

ご相談内容

相談者様の家族構成は、妻、成人した子供2人。子供は既に就職をして自立していました。
妻との関係はここ10年冷めきっていて、お互いの不満がぶつかると激しい口論になることもあり、離婚の話合いをすることもありましたが妻から出された条件では折り合いが付かず2年前より家庭内別居状態が続いている中で、妻より調停の申立をされたと相談を受けました。

解決内容

離婚については夫婦共に離婚の意思について争いが無かったことから、離婚時の財産分与に関する調整が課題となりましたが、ご相談者様から調停を長引かせたくないとの意見もあり、算定値より多少妻側に寄った解決金を提示することで早期解決に至りました。

弁護士からのコメント

離婚時の条件を決定する場合、双方の要求額に折り合いが付かず調停が長期化することもあるのですが、一方が譲歩することで本件のように早期解決に至るケースがあります。
その後、相談者様より年に数回は子供や孫を含め元妻と顔を合わせる機会があるが、いがみ合う事も無く良好な付き合いが出来ていると報告を受けました。

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